横浜市 中区内 現場
内部地上高 H=2120mm
土止め上建型
この現場は、境界のセットバックに伴い、新たに土止め擁壁を築造した後に「土止め上建型」の万代塀が採用されました。
腰掛柱を1本ずつ土止め擁壁のカーブに合わせ建て込むことで、美しい曲線施工の万代塀が出現しました。
土地に内外高低差がある場所に万代塀を設置する場合には、「土止め兼用型」と「土止め上建型」の二種類の施工方法があります。
「土止め兼用型」の場合には低い方の地盤を基準に「控付柱」を建て込み、所要の高さまで腰コンクリートを現場にて打設したあと、板を設置してゆきますが、「土止め上建型」の場合は、高い方の内部地盤を基準に、控付柱の土に潜る柱部分を欠いた形状の「腰掛柱」を既存の土止め上に建て込み、そこに板を設置します。