川崎市 多摩区内 現場
擁壁上 H=1580mm 腰掛型
この現場は丘陵の裾に沿って万年塀が階段状に施工されていましたが、崖の一部が崩れ万年塀に土圧が掛かり傾いてしまいました。
土砂を取り除き、山止め工事の後、万代塀を復旧することになりましたが、既存の擁壁がしっかりしているので、今回は腰掛型が採用されました。
腰掛柱の柱部分(板を嵌める溝が付いているところ)の長さと、裏側の控部分のはじまる位置(通常は柱天端より600mm 下がった位置)を、既存塀に合わせて誂えました。
万代塀の構成材は、この現場のように環境に合わせて注文することが簡単にできる優れた製品です。