神奈川県 厚木市内 現場
地上高 H=1500mm
飾り板「ランマ」「スカシ」使用
この現場は、建物を重機で解体撤去する際に、近接する既存万代塀の柱を壊してしまったため、損傷個所の交換補修工事となりました。
万代塀の板は、1枚が 297mm×1720mm で、裏表のないコンクリート流し込みの特有の肌理細やかな表面をしておりますが、「飾り板」は板に開口箇所を設けてあり、種類は板の下部に横長の開口のある「スカシ」、板に縦型の穴を複数あけた「ランマ」、板に菱形の穴を複数あけた「四ッ菱」の三種類を、常時ご用意してあります。
三種類の飾り板を1スパン当たり単独若しくはこの現場の様に複数用いることで、通風や採光の効果が生まれるとともに、万代塀の表情も変わります。