東京都 港区内 現場
万代柵 H=1820mm
勾配施工
この大寺院の現場には、今から39年前の昭和53年に当社で施工した万代柵があり、今回車輌自損事故によりその一部が破損してしまい、復旧工事となりました。
壊された構成材を観察すると、鉄筋に発錆は無く、その断面を調べても中性化は顕著に見られず、改めて万代柵には耐久性があることを認識できました。
親柱(見付 120mm × 見込 90mm)と親柱の間(1800mm ピッチ)に、子柱(見付 90mm × 見込90mm)が7本入る、定番の万代柵の親柱・子柱の形状寸法は、まったく当時と変わりありませんが、かさ木の断面寸法のみが 幅 120mm × 高さ 75mmから 幅 136mm × 高さ 90mmに、現在は一回り大きくなっております。
当社のカタログやホームページに掲載している万代柵の構成材は、既に鋼製型枠が用意されており、ご注文に直ちに応じられますが、お時間を頂戴できるのであれば、お好みに応じて各構成材を製作することも出来ます。