神奈川県 横須賀市内 現場
地上高 H=1500mm
飾り板「スカシ」「ランマ」使用
山の上に位置するこの文教施設には、今から38年前に当社が施工した万代塀があり、今回その一部が破損したため補修工事となりました。
万代塀は目隠しに用いられるケースが多いのですが、この現場のように「スカシ・・・板の下側に横長の隙間(幅45mm長さ1360mm)を設けてあります」「ランマ・・・縦長の穴明き(縦180mm横60mm)が1枚の板に10個、縦格子状に配置されています」等の飾り板を用いることにより、風抜きや採光等の実用性と共に、デザイン性を持たせることも出来ます。
また万代塀の構成材は、配合とか鉄筋量は耐震・耐風性能を向上させるために高強度化されてきておりますが、形状・寸法は殆ど当時と変わらぬ定番製品となっており、今回のような部分補修に対しても違和感なく調和します。