相模原市 中央区内 現場
かさ木交換
小学校の校庭には、地上高さ H=1,500mmの万年塀が設置されており、今回はかさ木が劣化して外れかけているとの事で現地調査をしました。
その結果、万年塀自体はしっかり建てられていましたが、かさ木に板の喰い込む溝が無く、柱の上にただ載せてあるだけの製品(JIS規格外品)が使用されていました。
補修工事は、劣化しているかさ木とその下側の板を撤去し新品と交換しましたが、既存柱の天端から板を15mm程飛び出すかたちで設置し、かさ木の溝に板の天端を嵌め、かつ「かさ木継手鉄筋」を用い、かさ木と柱を固着しかさ木が簡単には外れ落ちないようにしました。