横浜市 磯子区内 現場
地上高 H=2100mm 各柱控・忍び返し付き
港湾部に突き出している位置にあるこの現場では、外側の道路路際からはH=600mm~800mm 程の擁壁上に、H=2100で各柱に控付柱を用いた万代塀が建てられていましたが、永年に亘り潮風の影響を受け劣化が現れてきたため、今回これまで同様の仕様での交換となりました。
既存塀の基礎は、堅固な擁壁と一体構造になっており、既存塀を撤去する際にまず地上部のみを解体し、次に既存擁壁にコア抜きを施し箱抜き構造の基礎を設け、そのうえで新たな控付柱を建てる工法となりました。
240m余の距離を、工程3分割にて撤去・新設を繰り返す、約4ヶ月の工期となりました。