茨城県 古河市内 現場
忍び返し交換補修
鉄道の変電所を囲う万代塀 H=1800 には、かさ木上に
忍び返しが張り巡らされていましたが経年劣化で錆が
発生しており、今回は忍び返しの交換にあたり最上部の
板とかさ木及び劣化が顕著な板の交換となりました。
当社では、東日本大震災後かさ木端部の形状を
V字溝に変え、継手鉄筋を用いて柱とかさ木を固定する
耐震工法を採用しているため、かさ木のジョイント部分に
忍び返しのアングルを埋め込むこれまでの取付方法が
出来ず、柱の裏側に忍び返しアングルをアンカーで
固定する工法としました。
忍び返しは等辺山形鋼を外忍び用に
折り曲げ加工したうえで、溶融亜鉛メッキを施してあり、
有刺鉄線はステンレス製で3線張りとなっています。