東京都 世田谷区内 現場
擁壁上高さ H=1,200mm
下部H=600mm 組立土止め型
この現場は、内部地盤が擁壁上よりさらに600mm程度
高く、これまでも下部を組立土止め構造にした万年塀が
設置されていましたが、今回劣化が著しい箇所を部分
補修いたしました。
組立土止めとして万代塀を用いる際は、土止め部分の
柱スパンを通常の1/2の間隔で建て込み、
L=810mmの板を入れ(通常の板はL=1720mm)
板と板との間の目地に水抜きの隙間を設けます。
万代塀は、隅(コーナー)の部分には隅柱(角柱)、
隅切りの部分には隅切柱(鈍角柱)を用いますが、
この現場のように隅切りの部分に土圧が作用する場合には、
隅切柱(鈍角柱)に取付控(左写真・断面寸法120mm×
100mm)をボルトナットで結合し土圧に対応します。