川崎市 川崎区内 現場
内部地上高 H=1500mm 土止め上建型
忍び返し「外忍び型」
万代塀は一般的に敷地境界に設置されますが、その内外で高低差が出でくる場合には、万代塀に土圧がかかる部分に、板の代わりに現場打にて腰コンクリートを打設し「土止め兼用型」の万代塀とします。
この現場ではこれまで「土止め兼用型」の万代塀が設置されていましたが、今回の改修にあたり、腰コンクリート部分より下側の万代塀は残置とし、上側のみ新たに腰掛柱を用いて「土止め上建型」の万代塀で復旧しました。
腰掛柱を用いる場合、板の入る柱の下端まで内部地盤がきているのが標準型で、腰掛柱の土に潜る控部分の長さは600mmで製造されていますが、土止め天端と内部地盤に差がある場合に対応し、控部分の長さを最長900mmまで伸ばしての製作が出来ます。