東京都 福生市内 現場
万代塀 地上高 H=3000mm
DECO塀Ⅰ・Ⅲ型 地上高 H=1800mm
新興住宅地の中に位置するこの現場は、隣家から発生する複数の空調室外機の音に悩まされており、これを遮断するために日本産業規格(JIS A5409)で最も高さが確保できる控付柱10番を用いた、地上高H=3000mmの万代塀が採用されました。
万代塀の設置後は、庭に出ても発生音が聞こえづらくなったのが明らかに分かります。
また、万代塀と直角方向に2スパン、外部の通路からの目隠しと庭のアクセントを兼ねてDECO塀のⅠ・Ⅲ型を設置しました。
Ⅰ型とⅢ型のデザインを、それぞれ1枚の板の両側に施したDECO板Ⅰ・Ⅲ型は、塀の裏表どちらに向けても組立てられる構造となっていますが、この現場では外部の道路側にハイレリーフのⅠ型面を、庭側にローレリーフのⅢ型面を向けて使用しております。